四国研修の旅 (2012年2月17日~21日)
吉里吉里国より、四国・徳島~高知さらに大阪へ、林業の勉強に行ってきました。 まさに怒涛のような5日間でした。
【作業道づくり研修・徳島】 2月18日
右側手前が、作業道づくりの神様と呼ばれている、橋本先生です。
その心を、私たちは学ばせていただきました。
見事な作業道です。
思わず、足を踏み入れたくなるような優しい道です。
杉/檜の巨木が,我々を出迎えてくれました。
豊かな山に抱かれる。それは、至福の時。
東京農大の学生さん・そのOBの方々による、名物の「ダイコン踊り」です。
一日目の夜は、橋本先生を囲んで、楽しいひと時を過ごさせていただきました。
【土佐の森研修】 2月19日
山入りする、土佐の森のサムライ。
ログハウスの工房にも立ち寄ってみました。
吉里吉里国も、自分たちの手でこれを建ててみせます。
夜は、赤牛のバーベキューで、おもてなしを受けました。
吉里吉里人は皆、よだれを隠すのに必死でした。
一日汗を流し、ごちそうを腹いっぱいいただき、皆バタンキュー、、。
右奥の方が、赤牛を提供して下さった安藤氏(酪農経営)です。
【移動製材機研修】 2月20日
寒い朝、山中先生が白い息を吐きながら、実習を始められました。
原木丸太が、精巧に製材されていきます。
それはまさに、名人芸といえる技。
小学生の頃から、山の現場で生きてこられた、その表情・お姿。
近寄り難い、偉大な方でした。
【大阪での出会い。】 2月20日、夜
NPO日本森林ボランティア協会の方々と、久方ぶりの再開。
左側前から3人目の方が前野氏。
彼が口にした「この薪、売れるんちゃうんか?」の一言で、【復活の薪】が誕生しましました。
大阪の夜。
被災地・吉里吉里とは、別の世界のように感じられました。
【旅の終わり】 2月21日
岩手・花巻空港に着きました。
彼は今、四国のサムライ達と別れた寂しさを堪えています。
それは我々皆、同じ想いでした。
答えは、現場にある。
現場に立つ。死ぬまで立ち続ける。
共に生きる。心を交い合わせながら、共に生き続ける。
多くを学び、さらなる勇気を得ました。
怒涛の5日間が、一瞬のうちに過ぎ去っていきました。