三年目の春、吉里吉里国 2013年5月12日
被災地にも、三年目の春が訪れてくれました。
< 希 望 >
お爺様は75歳にして、新たな人生に挑みました。
(田中 氏と「みさき丸」の船出。吉里吉里漁港)
私たちも餅まきに参加し、たくさんの餅を拾いました。
お爺さんと、みさき丸に幸あれ。
< 春です >
吉里吉里の春です。
冬を耐えたもの達が頂くことのできる、ご褒美です。
吉里吉里国の地鶏に、雛が誕生しました。
この雛たちは、山仕事の疲れを癒してくれる天使です。
< 吉里吉里保育園 >
吉里吉里保育園、建設予定地の山林伐採のお手伝いをさせていただきました。
この場所で、世界の次代を担う園児たちが、逞しく育ちますよう。
< ようこそ!アフリカの友 >
AU(アフリカ連合)より3名のボランティアが吉里吉里国にやってきました。
林内作業車を運転するのは、ローレンスさん(ジャーナリスト・男性・ケニア)。
左は、デニスさん(弁護士・男性・ルワンダ)。
右は、アデリアさん(フランス語教師・女性・モザンビーク)。
3人はこの先、それぞれの国づくりの中核を担う人材です。
まもなく世界の中で、かれらの国・アフリカの時代がやってくるでしょう。
< 復活の薪・第2章 >
薪の生産も順調にすすめられています。
山が萌え、鳥がさえずり、名も無き草や山菜の葉が展開する。
爺様や婆様たちが,待ち侘びた春を喜ぶ。
童が無心に、道草をくう。
私たちは山の現場に、足を踏ん張る。
明日に、なんの憂いがあるものか。