吉里吉里国の森林教室 2013年6月12日
~みどり萌える吉里吉里の山に、歓声が流れました。~
森林教室のために、遠野市からお馬さんが来てくれました。
名前は<シンツバメ>です。
現場を見せた後は、子供たちが主役です。
まずは、伐木作業の体験。そのための安全確保の準備。
林業プロと同じ手順で、伐倒作業の開始。
受け口を切り、追い口を切る。
お昼休み時間にも、楽しさいっぱい。
(シンツバメの背中の暖かいこと。)
保育園児がヘルメットをかぶります。
手鋸を握り、木を倒そうとします。
森林教室や林業大学校を難しく考える必要はありません。
現場に立つことから、すべてが始まります。
答えは、現場にしかないのですから。
昔、樵(きこり)は「オーガ(大鋸)」と呼ばれる鋸で大木を伐り倒していました。
そこから、高度な伐倒技術を習得していったのです。
おが屑(オーガ屑)とは、その大鋸の名から生まれました。
伐倒技術の基本習得は、鋸を使用しての伐り方から始まります。
チェーンソーだけではなく、手鋸での訓練も必要なのです。
自然体に構え、いま出来ることだけをやるばかりです。
この子等のために、吉里吉里国は生きつづけねばなりません。