活動記録“かわら版” (写真集) <平成27年2月~現在> 2015年5月24日
しばらくの間、ブログ更新を怠ってしまい申し訳ございません。お許しください。お詫びに、活動写真を少し多めに掲載させていただきます。
●吉里吉里神社の御神木伐採作業を行いました。作業前の安全祈願の様子です。【2月12日】
↓杉の大木にチェーンソーが入ります。悲しいことですが街の復興のためにはやむを得ぬ行いです。
↓110年を超える年輪が刻まれていました。吉里吉里人の誇りが刻まれた吉里吉里杉です。
↓欅(ケヤキ)の伐倒作業を開始。宮司さまのご心情は如何ばかりか。お察しいたします。
↓私たちの行いを、欅の木が許してくれることを祈るばかりです。
街の復興計画では、吉里吉里紳社境内の入口部分が地面嵩上げ(5メートル)の対象地となって
います。宮司様は、「悲しいことです。でも街の復興に向けて、心のスイッチを切り替えねば!」
とおっしゃいました。永きにわたり吉里吉里人に生きる力と希望を抱かせ、見守りつづけてくれた
境内木でした。震災からの復興の槌音は、鳴り響いています。
●吉里吉里小学校の生徒たちを対象に、森林教室「冬芽の観察会」を開きました。【2月24日】
↓遠野市から、若いお馬さんも来てくれました。名前は「春風」と言います。
↓地域のこどもは、地域の大人が守り育てる。先人たちが、今日まで脈々と引き継いできた行いです。
私たちは街の次代を担う子どもや若者たちの、人財育成・後継者づくりのための事業活動も活発
に推進しています。その先に持続・永続可能な自伐林業という新たななりわいづくりと、地方創生
のモデルづくりを見据えています。気の遠くなるような歳月が必要しょう。それがやり甲斐です。
●地域づくり活動の様子。【2月7日】
↓吉里吉里公民館と地域内各種団体との協働による、「元気いっぱい明日の吉里吉里」プロジェクト
事業へも活動参加しています。主役はもちろん普通の住民たちです。
↓「ふるさと交流会」記念祝賀会の様子。【2月28日】
岩手県紫波町の片寄・上平沢小学校2校と吉里吉里小学校が、30年来続けてきたこの事業を、
吉里吉里国も陰から支えさせていただいています。今回、感謝状をいただきました。
●今秋ロードショー予定の映画「クロスロード」の中に、吉里吉里国が少しだけ登場するようです。
青年海外協力隊隊員を題材にした映画で、その撮影の様子です。【4月25日】
●企業からの研修社員の方々も受け入れています。皆さま逞しい人達ばかりです。【4月7日】
↓社員の方々を対象に、林業作業の体験教室も開きます。(林内作業車の試乗、運転操作)
↓薪を乾燥させるための、棚積み作業のお手伝いをしてくれました。思ったより難しい作業です。
↓傍で、カモシカさんがみなさんを眺めていましす。
↓バックホーの試乗、運転操作の体験。
●釜石市にオープンした「デイサービスセンター・善」様の開所式に参加しました。【5月16日】
↓釜石市の郷土芸能、“虎舞い”が、お祝いにはせ参じてくれました。
↓吉里吉里国の行く所、必ず薪割り体験あり。着物姿で斧を振り下ろす、男のような美女。
↓吉里吉里国恒例となったピザまき大会。持参したピザ釜で焼いた熱々のピザを振舞いました。
●「海坊主」の復活。【5月23日】
震災後から活動を停止していた、吉里吉里の音楽グループ「海坊主」が復活してくれました。
地域活性化を図るため、共にスクラムを組んで前進します。
●吉里吉里国のきこり達。今では7名までに増え、森林作業に勤しんでおります。
↓林内作業車による、間伐材の集材・搬出作業。
↓昨年林業の道に飛び込んだ新人も、少しづつ逞しさを増してきました。
↓今年4月から「きこり見習い」として頑張る新人。林内調査(測量)後の求積作業の様子です。
↓元プロボクサーも、だんだん山仕事が似合う男に変身しつつあります。
↓チェーンソー伐倒作業の指導を真剣に受ける林業担い手スタッフ達。
●吉里吉里国風景
↓海を見下ろし高らかに啼く、吉里吉里国の地鶏たち。
↓吉里吉里国への入国は、この看板が目印です。
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斬新な介護サービスを提供しようとする施設が、釜石市平田町にオープンしました。
リーダーは吉里吉里の方で、江戸時代その名を轟かせた、前川善兵衛(別名:吉里吉里善兵衛)の
末裔です。
彼は吉里吉里人としてではなく、平田の街に溶け込んだ一人の平田人として、施設の運営にあたる
覚悟を決めています。
斬新な介護サービス提供のひとつは、森林資源と森林空間を有効活用することで、利用者の体と心
の健康を回復・維持させ、高齢者の生き甲斐づくりに繋げようとする取り組みです。
私たちが震災後より培ってきた地域再生活動のノウハウを、介護施設で活かす出番が訪れました。
吉里吉里国の樵(きこり)の仕事は、豊かな森の再生作業だけではありません。
ご高齢者が心豊かに暮らせる仕組みづくりにも寄与できるものと考えます。
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