里山資源で地方創生を ！　平成27年12月14日

◎ 地方創生講演会の開催　〈場所：大槌町役場〉
　↓　開会宣言（大槌町長）。

　↓　NPO法人土佐の森・救援隊 理事長　中嶋健造氏による基調講演。
　　　 ～地方創生＆中山間地域再生のカギ『自伐型林業』～　

　↓　当団体による講話。
　　　 ～吉里吉里国の小さな覚悟『ひとつの集落・ひとつの林場』～

◎森林教室『樹木博士』の開催　〈吉里吉里学園・小学部５年生〉
　↓　吉里吉里の里山に、いざ、出陣！

　↓　森の樹木の名前を覚えるため、その観察方法をじっくりと学びました。

　↓　生徒たち皆が、教えてもらった樹木の名前を全部知りました。
　　　 全員が１００点満点で、樹木博士になりました。

　↓　私たちは昨年度から、吉里吉里小学校の野外体験授業を受け持っています。
　 　　そのお礼にと、生徒たちが寄せ書きをプレゼントしてくれました。嬉しかったです。　

◎森林作業は、連日つづけられます
　↓　２年生になったキコリ（樵）たちも、たくましさを増しています。

　↓　誇り持つ、名も無き吉里吉里国の雑草人。

◎森からのいただき物
　↓　今年の春、山の中で胡桃（クルミ）の木にナメコを植菌しました。 森からの恩返しを、少しだけ頂戴しました。
　　　 残してあげたたナメコがこの先、森の中に子どもを産んでくれるでしょう。

◎山神（ヤマノカミ）まつりの開催
　↓　安全祈願祭。
　　　 「今年も事故なく働くことができ、山の恵みも授けていただき、ありがとうございました。」
　　　山神さまに感謝の意をお伝えしました。



　↓　「これからも私たちを御守りください。」 仮設団地のお地蔵様へも御参りしました。　


↓　林業労働安全衛生講習会も開催しました。

◎「山神まつり」交流会の開催（町内の個人・各団体さん参加）
　↓　熊汁のお振舞い。




　↓　軍鶏（シャモ）肉のお振舞い。
　　　 吉里吉里国が雛のころから大事に育ててきた、小軍鶏（コシャモ）です。

　↓　その命をいただきました。
　　　 一所懸命、授かりました。

　↓　お互い１年間の労をねぎらい、乾杯！

　↓　「マタギ倶楽部」代表、藤原氏のお話し。
　　　熊の生態についてミニ講話を引き受けてくれました。

　↓　大気海洋研究所 国際沿岸海洋研究センター 教授、青山氏のお話し。 大槌の海のことや魚のことを、
　　　 解りやすく説明されました。私たちは青山さんのことを教授ではなく、大槌人・吉里吉里人になってくれた
　　　 人間なのだと、心から感謝しています。

　↓　我が街の明日への希望を熱く語り、未来を論じる松橋先生。
　　　 澄みきった少年の心を、いまも持ちつづける吉里吉里国のサムライです。

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日本の国土の約７割は山林です。中山間地域においては、８割以上を占めています。
ましてや水産業の町、当大槌町では全面積の９割近くが森林で覆われています。

当団体が取り組む「自伐型林業」の推進は、移住を促進し就労を生み出します。
兼業によって中山間地域農業の再生や観光など生業の維持・発展にも寄与します。

「森林王国大槌」になる可能性を秘めた当町を活性化し、持続的な発展をするために
不可欠な、唯一にして最大の施策だと私たちは確信しています。

海と共生する林業、行政と協働できる事業運営に励んでまいります。

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