「塩害木の処理作業」 と 「復活の(薪風呂)完成」 2012年8月15日
(作業を90%終えた塩害林)
・ この塩害林は、80歳を過ぎた老夫婦が手塩に掛け植林されたものです。
塩害木の約半分は、津波で命を奪われたその奥様の汗が、想いが込められています。
瓦礫として焼却処分することは、私たちにはできないのです。
【復活の薪風呂】
待望の、薪のお風呂ができました。
(火入れ式)
(窯の中では、サツマイモを焼いています。)
・お風呂の薪の炎が、絶望の淵から這い上がったあの時を、忘れるなと諭してくれます。
それは、真夜中に避難所で見つめ続けたあの炎です。
立枯れ木がお風呂の薪として甦り、この先私たちに希望の灯を与え続けてくれるでしょう。