震災から7年 ~今、吉里吉里国は~ 平成30年3月3日
●追悼の日『 3.11 集い~灯火~ 』を迎えます
私たちは大槌町社会福祉協議会と協働し、町民による「手づくり追悼イベント」開催の準備を、
すでに昨年12月から始めてきました。
↓ ロウソクづくり作業。
一度キャンドルサービス等で使用したロウソクを再集し、溶かし、紙コップに流し込み、
そして固めて作られる再生品です。
まさに町民の津波犠牲者への追悼の祈りが籠められた作品です。
↓ ロウソクを収めるための、容器づくり作業。(ペットボトルの再利用品です)
↓ 昨年の追悼イベントの様子です。
●山仕事
↓ 特殊伐採作業。
↓ 大径木の伐木作業。
↓ 玉切り・造材作業。
↓ 急斜面での枝払い作業。
●復興まちづくり活動・林業学校
↓ 「大槌町木材利用コン話会」 開催。 (大槌町役場、大会議室)
●内外交流促進・震災風化防止 活動 〈ボランティアさんの受入れ〉
↓ 震災講話会。
↓ 立命館アジア太平洋大学の学生さん。
● 被災地の様子
↓ 1年半前の吉里吉里地区 防災集団移転地。
↓ 被災者の住宅再建は、急ピッチで進んでいます。
↓ 終の住家で、薪と共に暮らし始める人たちが増えています。
震災の時から7年が過ぎようとしています。あの日、自分に言い聞かせました。
“全ての物をなくした今、これ以上失う物はない!もう怖いものもないのだ! と。
そして今日まで、がむしゃらに突き進んでまいりました。
立ち上がろう!ともがいても、どうしても起ち上がることが出来ぬ人たちがいます。
起ち上がることが出来た私たちは、そういう人たちの分まで頑張ろうと思います。
震災の前よりも、もっと美しい街をつくるために。
鼻水を垂らし働いた冬が、間もなく去っていきます。
沢を流れる雪解け水の音と共に、潮の香含む春風が、森や私たちを包んでくれます。
これからも現場に仁王立ちし、立ち止まることなく、がむしゃらに突き進みます。