今の私たち ~コロナ渦の中で~ 令和2年7月
◆林業学校の開催 (労働安全衛生規則第36条第8号修了者を対象とした補講)
↓参加者の中に、中学2年生の時にチェーンソー取り扱い資格を取得した若者もいました。
(現在は、岩手医科大学の学生です。)
↓補講テキスト
◆自伐型林業に関する現地視察研修 (岩手県大船渡市、山林)
↓整然と保全整備が施されたスギ林。
↑↓小さくて壊れぬ作業道。 「道」の開設作業の指導者は、我々が恩師と仰ぐ橋本光治先生。
◆林業学校の開催 (吉里吉里学園中学部「職場体験学習」の生徒さん。)
① 伐倒作業
↓基本技術の説明。
↓伐木作業体験。(狙い通りの方向に、安全に伐倒するための「受け口」づくり作業。
② ロープワーク(ひも結び)
↓ロープワーク体験教室。
↓みんなの心が、一本の紐に繋がりました。
③ ユンボ(バックホー)運転操作。
↓運転操作の説明。
↓いざ、挑戦。
↓お見事!
⑤ 薪割り作業体験。
⑥ キャリア教育 第一次産業体験学習(林業) 講話会の開催。
↓今日体験したことを、“思い出”という名のカバンに、ギュッと詰め込んで生きていきなさい。
◆森林教室 「木工品づくり」 の開催
↓参加者は、地域の子供たち・大人たちです。夏休みの宿題づくりになるかな?
↓テレビ取材も入りました。 「24時間テレビ 愛は地球を救う」 関係者。
↓参加者みんなが、無我夢中で作品作りに励みました。
↓地域の里山で、死材と呼ばれる低質間伐材。子供たちがその樹に、命を授けました。
◆被災地の様子
① 津波記念碑除幕式
↓吉里吉里学園中学部、 生徒代表の祝辞。 (吉里吉里国も招待されました。)
↓吉里吉里地区 津波記念碑。
② 震災復興工事現場の様子。
↓撮影場所:吉里吉里国作業場。
↓汗して働く現場作業員の方々。その姿を、私たちは決して忘れません。
◆吉里吉里国地鶏
↓若鶏がいっぱい増えました。年末ごろに少し間引きし、その命を皆で授かります。
↓ヒヨコもいっぱい誕生しました。
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震災後間もなく、私たちスタッフはチェーンソーの資格取得のため、講習会を開催し受講しました。
その中に我々と一緒に受講した一人の吉里吉里の少年がいました。
当時、彼は吉里吉里中学2年生でした。
私たちは彼に対して、一つの願いを込めています。
現在、岩手医科大学の学生である彼は、この先 “医療の道” を進むでしょう。
その中で、時には厳しい現実に心が傷む事もあるでしょう。
そんな時はチェーンソーを担いで山に入り、今にも死にそうな樹の傍に、立って欲しい。
誰からも振り向きもされぬ “死材” と呼ばれるその樹に、新しい命を吹き込んで欲しい。
f r o m k i r i k i r i k o k u s t a f f w i t h l o v e
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